メタバーコーディングと定量PCRから得た水生昆虫環境DNA量と水生昆虫現存量の関係

書誌事項

タイトル別名
  • RELATIONSHIP BETWEEN STREAM INSECTS’ BIOMASS AND ENVIRONMENTAL DNA DERIVED BY METABARCODING AND QUANTITATIVE PCR

抄録

<p> 河川水から抽出したDNA(環境DNA)をテンプレートとして無脊椎動物のcytochrome oxidase subunit 1領域の濃度を定量PCRにより定量した.さらに同一の遺伝子領域をメタバーコーディング解析し,得られた全塩基配列数のうち水生昆虫6目(カゲロウ,カワゲラ,トビケラ,ハエ,トンボ,コウチュウ)に属する塩基配列の相対存在比を,定量DNA濃度と掛け合わせ,水生昆虫由来の環境DNA濃度(copies/L)を求めた.捕獲調査により得られた水生昆虫の現存量と相関分析した結果,水生昆虫由来の環境DNA定量値は全採集個体数密度(相関係数0.74,p < 0.01),カゲロウ目,カワゲラ目,ハエ目の個体数密度と正の相関を示した.これらの分類群については回帰式を推定することができ,本手法が環境DNAを用いた水生昆虫量の定量に有効である可能性を示した.</p>

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参考文献 (15)*注記

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