首都圏集中豪雨による下町の浸水対策の必要性

抄録

<p>地球温暖化による集中豪雨がゼロメートル地帯を襲った場合に、河川氾濫に至らないまでも、内水氾濫が発生すると、下町の中小企業の加工設備などに壊滅的な被害を与える可能性がある。近年中小企業は、社員採用の困難さや技術者の高齢化などにより、廃業が相次いでいるが、このような水害が発生すれば、さらに廃業が加速される可能性が高い。地球温暖化の元凶である発電設備による炭酸ガスの放出を抑えていかなければ、この被害を防止することが出来ない。中小企業は電力の大消費者でもあるので、地球温暖化に対しては被害者であるとともに、加害者でもあることを認識する必要がある。</p>

収録刊行物

  • 年次大会

    年次大会 2019 (0), C08204-, 2019

    一般社団法人 日本機械学会

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