電気炉酸化スラグ混入モルタルの複素比誘電率と複素比透磁率による電波吸収効果の研究

  • 伊藤 洋介
    名古屋工業大学 大学院工学研究科社会工学専攻(〒466-8555愛知県名古屋市昭和区御器所町)
  • 河辺 伸二
    名古屋工業大学 大学院工学研究科社会工学専攻(〒466-8555愛知県名古屋市昭和区御器所町)
  • 井上 裕太
    名古屋工業大学 大学院工学研究科社会工学専攻(〒466-8555愛知県名古屋市昭和区御器所町)
  • 田口 陽貴
    東海旅客鉄道株式会社 建設工事部(〒420-0034静岡県静岡市葵区常磐町2-13-1)

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON THE EFFECT OF ELECTROMAGNETIC WAVE ABSORPTION BY COMPLEX RELATIVE PERMITTIVITY AND COMPLEX RELATIVE PERMEABILITY OF ELECTRIC FURNACE OXIDIXING SLAG MIXED MORTAR

抄録

<p>建築空間内における電波利用機器同士の電波干渉を防ぐためには電波吸収体が有効である。骨材の一部を電気炉酸化スラグで置換したモルタル(以下スラグモルタルという)は電波吸収性能を有し、従来の電波吸収体に比べて安価に製造できる。しかし、スラグモルタルのスラグの置換量が電波吸収性能に及ぼす影響について体系的に検討されていないため、スラグモルタルの電波吸収体は設計が難しい。本研究はスラグの置換量が複素比誘電率と複素比透磁率に及ぼす影響から電波吸収のメカニズムを明らかにし、スラグの置換量とモルタルの厚さを調整することで、任意の周波数の電波を吸収するスラグモルタルの設計手法を見出した。</p>

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参考文献 (1)*注記

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