応力に基づく方法とエネルギー平衡式に基づく方法から求めた地盤の液状化に伴う沈下量の比較

書誌事項

タイトル別名
  • Differences of the amount of settlement due to liquefaction of ground obtained from the method based on stress method and based on energy method
  • - Effect of earthquake motion type for virtual ground model -
  • -仮想地盤モデルを対象とした地震動タイプの影響-

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説明

<p>本論文では,仮想地盤を対象に同一の条件下で従来の応力法と筆者らの構築したエネルギー平衡式を基にした方法によるケーススタディを実施し沈下量を求め,それぞれの特性について考察し比較・検討した。応力法では補正係数の適切な評価が必要であり,沈下量の評価はFL値の精度に大きく依存する。エネルギー法は補正係数を必要としないため工学的判断を必要とせず,地震動強さを液状化により発生する沈下量の大きさで定義すれば,エネルギースペクトルは良い指標になり得る。最大沈下量については25〜40%程度の違い,液状化程度で比較すると同様であるか一つのグレード違いであり,応力法とエネルギー法の評価に大きな隔たりがないことが分かった。</p>

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