細街路での自転車走行指導帯整備による通行整序化空間波及効果の分析

DOI 機関リポジトリ Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Statistical Analysis of Spatial Spreading of Bicycling on the Left Side of Streets by Introducing Bicycle Marking at Residential Streets
  • サイガイロ デ ノ ジテンシャ ソウコウ シドウタイ セイビ ニ ヨル ツウコウセイジョカ クウカン ハキュウ コウカ ノ ブンセキ

この論文をさがす

説明

<p><tt>我が国では歩道上の双方向通行の習慣から細街路を含めて双方向通行が常態のため,自転車・自動車が交差する大半の箇所で自転車が両方向から現れる状況が交通安全上の問題として指摘されている.その中,金沢市では細街路で自転車走行指導帯の整備と街頭指導を集中して実施し,自転車の左側通行の徹底を進めている.これにより,整備路線,地区全体で自転車事故が減少していることが明らかになっている.本研究では,この面的な自転車走行指導帯と街路指導の取り組みによって,走行指導帯の延長路線や接続路線,周辺路線など指導帯未整備の地区内道路においても,左側通行が空間的に波及・浸透していることを,統計的推計モデルを用いて明らかにした.</tt></p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 6 (4), A_22-A_27, 2020-04-01

    一般社団法人 交通工学研究会

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ