反応性ホットメルト接着剤の物性への硬化触媒の影響

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  • Influence of Curing Catalyst on the Properties of Reactive Hot Melt Adhesive
  • ハンノウセイ ホットメルト セッチャクザイ ノ ブッセイ エ ノ コウカ ショクバイ ノ エイキョウ

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抄録

<p>スマートフォン及びタブレット端末におけるディスプレイ等の微細部分の接着に,微細塗布用反応性ホットメルト接着剤(PUR)の適用が進められている。PUR の硬化時間は,製品に合わせて制御する必要があるため重要である。本研究では,PUR において,硬化触媒の種類や量が,硬化時間や物性に及ぼす影響について調べた。 その結果,触媒量が多いほどPUR 硬化物の弾性率が高くなることが分かった。また,PUR のポリエステル成分とポリエーテル成分との海島相分離の度合に違いが見られ,触媒が多いほど島相が小さくなって相溶化する傾向が見られた。さらに,海相と島相の物性の違いが,マクロな物性の差を生み出していることを明らかにした。</p>

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