書誌事項
- タイトル別名
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- Parameter design using Conference Matrix and Two-Level Noise Factor Under Orthogonal Design
- カンファレンス ギョウレツ ト 2 スイジュン ノイズ オ モチイタ チョッコウ ケイカク ニ ヨル パラメータ セッケイ
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説明
実験回数mのカンファレンス行列をCm とし,-Cm と中心点C0を合わせると実験回数2m+1の計画行列Dm ができる.このDm と2水準ノイズN(N1,N2)を直積にした計画行列Dm(±1)でパラメータ設計を行うことを考える.これにより,従来の「L18 とSN比」のパラメータ設計と比較して,ばらつきの低減と実験回数の削減を目指す.本方法の特徴として以下が挙げられる.1)Dm(±1)において,制御因子の1次主効果,ノイズ因子の1次主効果,制御因子とノイズ因子の2因子間積項の効果を,制御因子の2因子間積項の効果と2次主効果との交絡無しに不偏推定することができ,特に,一般化逆行列を用いた回帰分析によって最良線形不偏推定量を得ることができることが示される.2)得られた回帰係数を基に,2水準ノイズN1,N2 ごとの応答を表したグラフを作成し,応答が接近するように制御因子の水準を選択することでばらつきを低減する.3)べき乗型・混合系3水準直交表は,実験回数が9,18,27,36と9間隔であるが,カンファレンス行列Cm は,実験回数として50まで22,34を除外すると,4,6,8…と2間隔で選ぶことができる.従って,少ない空き列と少ない実験回数の計画行列を作ることが可能である.
収録刊行物
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- 品質
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品質 49 (3), 266-278, 2019-07-15
一般社団法人 日本品質管理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390002184890944512
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- NII論文ID
- 130007825167
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- NII書誌ID
- AN00354769
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- ISSN
- 24321044
- 03868230
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- NDL書誌ID
- 029905887
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可