核融合トリチウム研究最前線 ―原型炉実現に向けて―

書誌事項

タイトル別名
  • Research frontier of tritium for fusion reactor-toward the DEMO reactor-(5)
  • 核融合トリチウム研究最前線 : 原型炉実現に向けて(第5回)液体増殖材開発の最前線
  • カク ユウゴウ トリチウム ケンキュウ サイゼンセン : ゲンケイロ ジツゲン ニ ムケテ(ダイ5カイ)エキタイ ゾウショクザイ カイハツ ノ サイゼンセン
  • Research frontiers of liquid breeders for fusion reactors
  • 第5回 液体増殖材開発の最前線

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抄録

<p> 核融合炉の燃料増殖ブランケットに不可欠な機能を全て兼ね備えている液体増殖材の開発研究が着実に進展している。液体増殖材の実用上の課題として,材料共存性の改善やトリチウム輸送制御法の確立が挙げられるが,これらは液体増殖材の流動性がもたらす特殊な界面反応や輸送的性質によるものである。しかし,高度な純度制御技術が開発された事により,材料共存性改善の糸口が見える状況になってきた。また,斬新な発想に基づくトリチウムの輸送制御技術も開発されている。一方で,設計研究の進展により液体ブランケットのデザインウインドウも絞りこまれてきた。本稿では液体増殖材研究の最前線を紹介する。</p>

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参考文献 (6)*注記

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