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- 岡田 恵美
- 琉球大学教育学部
書誌事項
- タイトル別名
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- ゲンダイ インド ノ ジャクネンソウ ニ オケル キタインド コテン オンガク ガクシュウシャ ノ ゾウカ ト ソノ ヨウイン
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抄録
<p> 本稿では, 近年, なぜインドの若年層を中心に北インド古典音楽の学習者が増加しているのか, という問題を三つの要因から検証した。第一の要因は, 若年層対象の古典芸術の普及活動が興隆し, 学校公演を通して古典音楽に触れる環境が若年層に興味・関心を萌芽させていること, 第二の要因として, インドの経済成長に伴う教育熱の高揚によって, 放課後のお稽古事として北インド古典音楽の学習が拡大している点を指摘した。幼少から親しむ映画音楽が学習契機の媒介となり, 毎年の古典音楽資格試験が, 学習継続の動機として機能している。また第三の要因として, 古典音楽の学習が大学進学受験とも関連している点を指摘した。インド最大の中等教育統一試験CBSE試験では, 北インド古典音楽の科目受験者の増加が顕著であり, その学習内容が前述の古典音楽資格検定試験のカリキュラムを踏襲し, 受験対策が幼少からのお稽古事と関係していることも明らかとなった。</p>
収録刊行物
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- 音楽教育学
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音楽教育学 48 (2), 13-23, 2019
日本音楽教育学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390002184891642496
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- NII論文ID
- 130007828114
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- NII書誌ID
- AN00034473
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- ISSN
- 24241644
- 02896907
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- NDL書誌ID
- 029640125
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可