生活道路を考慮した松山都市圏における交通事故リスクの知覚バイアスに関する基礎分析

書誌事項

タイトル別名
  • UNDERSTANDING COGNITIVE BIAS PERCEPTIONSFOR TRAFFIC ACCIDENT RISK ON MATSUYAMA URBAN AREA CONSIDERING RESIDENTIAL STREET

抄録

<p><tt>本研究は,道路利用者が持つ交通事故リスクに対する知覚バイアスの傾向を把握する.具体的には,松山都市圏におけるドライバーを対象として,生活道路の利用状況や幹線道路の利用意図などに加えて交通事故リスクに対する知覚に関するアンケート調査を企画,実施し,道路利用者が幹線道路と生活道路の交通事故リスクをどのように知覚しているのかを把握するものである.分析の結果,交通事故の引き起こしや巻き込まれ,死亡事故率に対して正しい知覚をなしている人が約</tt>4<tt>~</tt>5<tt>割存在していることがわかった.また,本研究で対象とした</tt>3<tt>種類の知覚について知覚バイアスをもたらす要因をモデル分析すると,生活道路の方が交通事故を起こす危険性を回避しやすいと思っている人ほど,幹線道路の死傷事故率を過大方向に評価する傾向にあることが分かった.</tt></p>

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