歩道境界空間デザインを考慮した VR 歩行空間評価

  • 守田 賢司
    名城大学大学院 理工学研究科社会基盤デザイン工学専攻
  • 中村 一樹
    名城大学 理工学部社会基盤デザイン工学科

書誌事項

タイトル別名
  • WALKABILITY EVALUATION WITH VIRTUAL REALITY FOR STREET EDGE SPACE DESIGN

抄録

<p><tt>歩行空間には,通行や車両利用に関する利便・安全,路上の滞留活動に関する快適・楽しさなど様々な歩行ニーズに関する機能があり,これらは歩道の車道や建物との境界空間で多く見られる.しかし,歩行空間整備は個別の機能に注目し,ある機能のデザイン要素の整備が他の機能に有効かは十分に検討されているとは言い難い.そこで,本研究では,国際的に多様な歩行空間を</tt>VR<tt>で評価し,歩道の境界空間デザインが歩行空間評価に与える影響を分析する.まず,国内外のケーススタディ地区におけるデザインの違いを把握する.そして,</tt>VR<tt>ツールを用いてこれらの歩行ニーズの評価の実験調査を行い,デザインとの関係を分析する.この結果,境界空間デザインは複数の歩行ニーズに大きく関係し,建物側と車道側でそ</tt><tt>れらの関係が異なることが明らかになった. </tt></p>

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参考文献 (1)*注記

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