We Can!を使ったプロジェクト重視の英語学習の実践

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  • Practical Report on Project-Based English Lessons With We Can!
  • We Can!オ ツカッタ プロジェクト ジュウシ ノ エイゴ ガクシュウ ノ ジッセン

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説明

<p>本研究は、2018 年度 1 学期に We Can! 2(文部科学省、2018)を活用し、移行期のため 5 年時未習の語彙や表現を音声で丁寧に扱いながら、ゴール達成を目指すプロジェクト重視の英語学習 1 がどのように参加児童の 4 技能への意欲や自信、さらにアルファベット文字認識に影聾を与えたかを考察するものである。参加した東京都の公立小学校6 年生87 人は、担任とAssistant Language Teacher (ALT) や著者が担当する Japanese Teacher of English (JTE) とのティームティーチング中心の指導環境で、We Can! 2 の 3 つのUnit の言語材料と学習内容を生かし、初めて小学校を訪間した留学生との交流会で、プロジェクトのゴールとして班毎に日本や地域のお勧めの行事、食べ物、場所等を英語で紹介した。 量的分析結果から、参加児童の 4 技能に対する自信と「読む・書く」への肯定的影聾が明らかになった。また質的分析結果から、プロジェクト重視の英語学習の基となる Project-Based Approach (PBA) の特徴である意欲や満足感、達成感が読み取れた。但し、移行期児童への We Can! 2 の活用方法には、まだ課題があることも示唆された。</p>

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