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- 鈴木 勉
- 筑波大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Spatial Security Strategy and its Effect on Crime Prevention by Security Game Modeling Approach
説明
<p>本研究は,犯罪企図者と警備員による警備ゲーム問題を連続モデルとして分布をパラメトリックに表現することによって,両者の関係や警備戦略の分岐点を理論的に明らかにすることを目的とする.まず,被害抑制のための警備員の最適な資源配分の基本的性質を明らかにすることにより,警備の存在が犯罪の空間分布の多様性をもたらす可能性があることを示す.次に,犯罪分布の違いや警備員・犯罪者の人数を考慮した分析を行い,被害量をできる限り減らす観点から警備戦略の評価を行うことによって,適切な警備計画策定のための基本的知見を得る.そして,被害に遭う潜在的な可能性を持つターゲットの分布をコントロールすることが可能な場合に,被害を抑制するターゲットの分布の特徴を明らかにする.</p>
収録刊行物
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- 都市計画論文集
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都市計画論文集 55 (1), 79-84, 2020-04-25
公益社団法人 日本都市計画学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390003825176481664
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- NII論文ID
- 130007835719
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- ISSN
- 21850593
- 09160647
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可