ICUAWにおける興奮収縮連関障害
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- 山本 大輔
- 札幌医科大学医学部神経内科学講座
書誌事項
- タイトル別名
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- The impairment of excitation-contraction coupling in ICU-acquired weakness
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抄録
<p>ICUAWの病態は複雑であるが, その一つに興奮収縮連関障害が関与していると考えられている。しかし容易に評価することができず, 患者を対象としたin vivoでの報告がなされてこなかった。ヒラメ筋の複合筋活動電位 (CMAP) と加速度センサーを用いて足関節の底屈運動を運動誘発波形 (MRP) として記録すると, CMAPとMRPの立ち上がり潜時差から興奮収縮連関時間 (ECCT) を, MRPの最大振幅から筋の最大単収縮力に対応する最大加速度を計測することができる。ICUAW患者の中には, CMAPの振幅低下や持続時間の延長が生じる前からECCTの延長やMRPの振幅低下を呈する例を認め, ICUAWの病態には重症疾患罹患後の比較的早期に興奮収縮連関障害が関与していることが明らかになった。そして時間経過とともに複数の病態が複雑に関与していくことが予想された。</p>
収録刊行物
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- 臨床神経生理学
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臨床神経生理学 48 (3), 141-145, 2020-06-01
一般社団法人 日本臨床神経生理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390003825184845440
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- NII論文ID
- 130007850843
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- ISSN
- 2188031X
- 13457101
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可