中山間地域在住高齢者における運動習慣と年齢が生活空間に与える影響

  • 西村 卓朗
    南砺市訪問看護ステーション 金沢大学大学院 医薬保健学総合研究科 保健学専攻リハビリテーション科学領域 理学療法科学講座
  • 宮地 諒
    京都橘大学 健康科学部 理学療法学科

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of Exercise Habits and Age on Life Space of Elderly People Living in Mountainous Areas
  • チュウサンカン チイキ ザイジュウ コウレイシャ ニ オケル ウンドウ シュウカン ト ネンレイ ガ セイカツ クウカン ニ アタエル エイキョウ

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抄録

<p>〔目的〕中山間地域在住高齢者において,運動習慣および年齢と生活空間(Life Space Assessment:LSA)との関連性を検証することである.〔対象と方法〕対象は65歳以上の中山間地域在住高齢者657名とし,対象者に対して自記式アンケート票調査を実施した.調査項目は年齢,性別,運動習慣の有無,LSAとした.〔結果〕運動習慣の有無群でのLSA得点の比較では,運動習慣あり群は運動習慣なし群よりも有意に高かった.また,運動習慣あり群では年齢とLSAとの間に関連性はみられなかったが,運動習慣なし群では年齢とLSAとの間に関連性がみられた.〔結語〕運動習慣はLSAを維持するための一要素であることが示唆された.</p>

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参考文献 (9)*注記

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