書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Single-Port Appendectomy for Acute Appendicitis in a 20-Week Pregnant Woman
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説明
<p>症例は39歳,妊娠20週の女性.右下腹部痛を主訴に当院産婦人科を受診後,虫垂炎が疑われ当科紹介となった.腹部超音波検査と腹部MRI検査にて虫垂の腫大と壁肥厚を認め,急性虫垂炎と診断した.安定期の妊婦であることから手術加療の方針とした.手術は単孔式腹腔鏡下手術で開始した.仰臥位で軽度頭低位,左側低位にローテーションを行うことで視野を確保し,単孔式で手術を完遂した.術後経過は良好で術後3日目に退院となり,妊娠42週目に健児を自然分娩した.腹腔鏡下虫垂切除術は妊婦においても安全に施行でき,整容面で優れる単孔式腹腔鏡下虫垂切除術も有用な選択肢となり得ると考えられた.</p>
収録刊行物
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- 日本大腸肛門病学会雑誌
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日本大腸肛門病学会雑誌 73 (6), 252-257, 2020
一般社団法人日本大腸肛門病学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390003825192637312
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- NII論文ID
- 130007864236
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- ISSN
- 18829619
- 00471801
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可