頭頸部外科医の働き方改革とタスクシフティング

  • 中島 寅彦
    国立病院機構九州医療センター耳鼻咽喉科, 臨床研究センター
  • 吉本 世一
    国立がん研究センター中央病院頭頸部外科
  • 松浦 一登
    国立がん研究センター東病院頭頸部外科

書誌事項

タイトル別名
  • Work Style Reform of Head and Neck Surgeons in Japan
  • トウケイブ ゲカイ ノ ハタラキカタ カイカク ト タスクシフティング

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抄録

<p> 働き方改革関連法が施行され医師の働き方改革についても広く議論されている. 頭頸部癌治療医を対象に2019年に行われたアンケート調査で, わが国において頭頸部外科医は過重労働を強いられている現状が明らかとなった. 頭頸部癌患者の増加に加え手術, 薬物療法における治療選択肢の進歩も過重労働の一因といえる. 欧米諸国では頭頸部癌治療におけるタスクシフティング (手術: 外科医, 薬物療法: 内科医) が確立しており, わが国においてもその普及が望ましい.</p>

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参考文献 (1)*注記

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