川崎医科大学附属病院における導入初期のロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術の手術成績~若手医が執刀した34例の検討~
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説明
<p>【目的】当院で施行したRALPにおける, 若手医の手術成績とラーニングカーブを後方視的に検討した.</p><p>【対象と方法】2017年11月から2019年8月までに当院でRALPを施行した初期症例100例のうち, 一人の若手医が執刀した34例を対象とした. RALP導入時, 若手医は泌尿器科経験年数が8年であった. 検討内容は手術成績とラーニングカーブとした.</p><p>【結果】手術時間は189分 (155-322), コンソール時間は131分 (101-269), 出血量は50 mL (少量-600), 切除断端陽性は4例 (11.8%) であった. 合併症は尿道カテーテル抜去困難の1例のみであった. ラーニングカーブは13例で一定のレベルに到達していた.</p><p>【結論】RALPは泌尿器科経験年数に関係なく, 若手医でも安全にできる.</p>
収録刊行物
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- Japanese Journal of Endourology
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Japanese Journal of Endourology 33 (1), 145-150, 2020
日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390003825195104256
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- NII論文ID
- 130007868368
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- ISSN
- 21874700
- 21861889
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可