ビジネスゲーム開発プロセスの改善―フレームワークと評価方法の提案―

  • 越山 修
    東京工業大学大学院 総合理工学研究科 知能システム科学専攻
  • 鈴木 久敏
    築波大学大学院 ビジネス科学研究科 経営システム科学専攻
  • 吉川 厚
    東京工業大学大学院 総合理工学研究科 知能システム科学専攻
  • 寺野 隆雄
    東京工業大学大学院 総合理工学研究科 知能システム科学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Improving Business Game Development Process -New Framework and Evaluation Method-
  • ビジネス ゲーム カイハツ プロセス ノ カイゼン フレームワーク ト ヒョウカ ホウホウ ノ テイアン

この論文をさがす

抄録

<p>本研究は,ビジネスゲーム開発者のための新しいフレームワークとビジネスゲームの評価方法を提案する.フレームワークの目的は,1)ビジネスゲームの開発経験が少なくても,想定したビジネスの特徴を捉えたビジネスゲームを開発できる,2)ゲームプレイヤがビジネスの特徴を理解しやすいビジネスゲームできる,の2点である.一方,ビジネスゲームの評価方法の目的は,新たに考案した「ビジネスゲーム理解度シート」を用いて,プレイヤのビジネスゲームの要素や構造についての理解を測定し,プレイヤに対する教育効果が高いビジネスゲームとは何かを明らかにすることである.フレームワークの効果測定は,筑波大学大学院ビジネス科学研究科の「ビジネスモデリング」講座と「ビジネスゲーム」講座において,社会人MBA学生を対象に二年間に亘り実施した.その結果,フレームワークの有効性を検証するとともに,ビジネスゲーム開発に必要な手順を示した.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ