日本版チェーンソー伐木作業安全ゲームの開発と効果
書誌事項
- タイトル別名
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- Development and effects of Japanese version of the felling operation safety game
抄録
<p>インドネシアのEfi Yuliati Yovi博士が開発した林業安全ゲームを基に、ボゴール農業大学とのJSPS二国間共同研究(2016〜2018年度)を通して、日本版の林業安全ゲーム・チェーンソー伐木作業編を作成した。林業安全ゲームは、5人のプレーヤーと1人のゲームマスターで進めるボードゲームであり、初心者向けの安全編と技術編、熟練者向け、経営者向けの4つのレベルで構成される。林業安全ゲームの学習効果を確かめるために、ゲーム前後に選択式の10問の小テストを行い、チェックリストにより質問カードの出現頻度と正答率を調べた。調査は、静岡県で熟練者向けを、愛媛県で初心者向けの技術編を試行した。小テストの得点は、熟練者向けと初心者向けともにゲーム後に2ポイント前後の向上が見られ、林業安全ゲームの効果が確認された。特に、ゲーム中に16〜18枚程度の質問カードが全て出ると、ゲーム後の小テストの得点が高くなることが確認され、5人のプレーヤーでプレーすることが効果的である。また、質問カードはゲーム中に順不同で現れ、質問の解答中にゲームマスターからのヒントやプレーヤー間の知識や経験の情報交換が促進され、学習効果を高めていると考察された。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 187-, 2020-05-25
日本森林学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390003825201542784
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- NII論文ID
- 130007880518
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可