森林の中での体験と充足感について

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タイトル別名
  • Experience and Satisfaction in Nature

抄録

<p> ひとはよく、森林の中、自然の中での体験に魅力を感じる。それはなぜか。理由のひとつとして、その体験を通じて得られる充足感が考えられる。そこで本研究では、どのような森林プログラム、自然体験が、人々に充足感をもたらすのかを明らかにすることを目的とした。</p><p> 研究プロセスは以下の通りである。(1)充足感を感じる要素を洗い出した。(2) これらの要素を整理し、達成感、気づき、他者との関わり、の3つが充足感につながるという仮説を立てた。(3)これら3つの要素を満たす自然体験プログラムを設計し実行した。(4)プログラム参加者にアンケートを行い、結果を分析した。</p><p> プログラム実施の場所は都市部に隣接する既設のハイキングコースとした。また、時間は10時から14時で、全長1㎞のコースを、麓から展望台のある頂上を目指し、昼食を取り、下りてくる。その道中は、自然に親しむということをテーマのもと、五感を使えるようなアクティビティを行い、実施単位は研究者1名、参加者3名程度で、それを複数回行った。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390003825201860736
  • NII論文ID
    130007880995
  • DOI
    10.11519/jfsc.131.0_68
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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