カンボジアシェムリアップ州固定試験地データを用いた遷移過程の評価
書誌事項
- タイトル別名
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- Succession process of tropical monsoon forest in Siem Reap, Cambodia
抄録
<p>REDD+(森林減少・森林劣化に由来する排出の抑制)においては、温室効果ガス排出量の削減あるいは吸収量を増大させる努力に対して、インセンティブを与える国際的なスキームである。REDDでは排出削減・吸収のほかに生物多様性の保全や途上国の持続可能な発展に寄与することが期待されているものの温室効果ガスの吸収量を増大させるための単一プランテーションへの転換が促進されることが危惧されている。途上国の持続可能な発展には地域の森林生態系の維持を考慮する必要がある。特に、潜在的な植生タイプおよび遷移過程を明らかにすることは、地域を持続的に管理するうえで重要である。そこで、本研究ではカンボジアシェムリアップ州に設定されている固定試験地の継続調査データをもとに、異なる森林タイプにおける遷移過程を明らかにすることを目的とした。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 660-, 2020-05-25
日本森林学会
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詳細情報
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- CRID
- 1390003825201888512
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- NII論文ID
- 130007881041
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可