3次元プリンティングをもとにしたスマート医療デバイスの開発

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タイトル別名
  • Customized Smart Medical Devices Based on 3D Printing-assisted Fabrication

抄録

<p>本研究では、3次元プリンティングをもとにした医療用スマートデバイスを報告する。近年、目覚ましい発展を遂げているウェアラブルエレクトロニクスに3次元プリンティングをもとにした加工を応用することで、患者の様々なバイタルサインを検出しかつスマートフォンを通じてモニタ可能なスマートデバイスを開発した。本発表では、[1]3次元プリンティングを利用したスマートデバイスの開発方法、[2]リアルタイムで対象の深部体温を計測できるスマートデバイス、[3]新生児黄疸とバイタルを額から検出できるスマートデバイスの3点に関して報告する。本研究では3次元プリンティングにより、患者それぞれの身体情報に対応したデバイスの形状を作成し、その中にソリッドステートの固体電子素子、センサを包埋することによってスマートデバイスを開発した。以上の加工方法の実用例として、鼓膜温から経時的に深部体温を計測できるウェアラブルデバイス及び新生児の額から新生児黄疸とSpO2(血中酸素飽和度)、脈拍をリアルタイムに計測できるウェアラブルスマートデバイスを実現した。本研究は、次世代のウェアラブルスマートデバイスの研究・開発手法を提案するものである。</p>

収録刊行物

  • 生体医工学

    生体医工学 Annual58 (Abstract), 204-204, 2020

    公益社団法人 日本生体医工学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390003825204107136
  • NII論文ID
    130007884919
  • DOI
    10.11239/jsmbe.annual58.204
  • ISSN
    18814379
    1347443X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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