幽門側胃切除後に発症した食道アカラシアに対して経口内視鏡的筋層切開術(POEM)を施行した1例

  • 安藤 涼平
    東北大学医学部医学系研究科消化器外科学分野
  • 佐藤 千晃
    東北大学医学部医学系研究科消化器外科学分野
  • 福富 俊明
    東北大学医学部医学系研究科消化器外科学分野
  • 岡本 宏史
    東北大学医学部医学系研究科消化器外科学分野
  • 高屋 快
    東北大学医学部医学系研究科消化器外科学分野
  • 谷山 裕亮
    東北大学医学部医学系研究科消化器外科学分野
  • 亀井 尚
    東北大学医学部医学系研究科消化器外科学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Per-oral endoscopic myotomy for esophageal achalasia following distal gastrectomy

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抄録

<p>70歳代男性.外傷性胃損傷にて幽門側胃切除術後.X-2年よりつかえ感の症状が出現.X年に症状増悪し当科紹介.Chicago分類(Ver. 3.0)type Iの食道アカラシアと診断し,POEMを施行した.経過は良好であった.幽門側胃切除後の食道アカラシアの症例では,癒着,残胃の可動性,および短胃動静脈の温存に留意が必要であり,Heller-Dor手術は容易でなく,POEMは良い適応である.</p>

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