妊娠中プロバイオティクス経口投与と産後1カ月におけるエジンバラ産後うつ病自己評価との関連についての後方視的検討
書誌事項
- タイトル別名
-
- A retrospective analysis of the relationship between the oral administration of probiotics during pregnancy and the Edinburgh postnatal depression scale at 1 month after delivery
この論文をさがす
説明
<p> 【目的】妊娠時におけるプロバイオティクス(PRO)経口投与と産後1カ月のエジンバラ産後うつ病自己評価(EPDS)との関連を後方視的に検討した.【方法】2017年3月から2018年12月に精神疾患合併妊婦,特定妊婦を除く916名を対象に産後1カ月時EPDSを実施した.EPDS陽性は,合計点≧9点あるいは質問事項10番≧1点の場合と定義した.妊娠中CBM588を消化器症状に対し2週間以上投与し,かつ投与開始後消化器症状が改善した78例をPRO投与ありと定義した.PRO投与とEPDS陽性,高齢妊娠,母体肥満,妊娠糖尿病,37週未満の早産の関連につき多変量ロジスティック解析を用いて検討した.有意水準はP<0.05とした.【結果】PRO投与はEPDS陽性,高齢妊娠,早産との関連を認めた.【考察】PRO投与は,産後の抑うつ状態の改善に関与する可能性が示唆された.</p>
収録刊行物
-
- 日本周産期・新生児医学会雑誌
-
日本周産期・新生児医学会雑誌 56 (2), 218-223, 2020
一般社団法人 日本周産期・新生児医学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390004222615375104
-
- NII論文ID
- 130007899052
-
- ISSN
- 24354996
- 1348964X
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可