動物によるヒトの破砕的デコーディング
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- 廣田 龍平
- 東洋大学非常勤講師
書誌事項
- タイトル別名
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- 日本の民俗社会における、野獣が「化かす」現象と身体=霊魂の関係性
抄録
日本の民俗社会において、キツネなどの野獣がヒトに対して怪異をなすという話は広範に伝わっている。本発表では、野獣に「化かされた」事例がアニミズム理論との関係でどのように定位できるのかを論じる。「化かす」は野獣がヒトの観点を変化させることだが、もっぱら身体性の変化に着眼するアニミズム理論では、この事態を十分に捉えられない。霊魂の変化という可能性も視野に入れ、身体と霊魂の変容可能性について論じる。
収録刊行物
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- 日本文化人類学会研究大会発表要旨集
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日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2020 (0), A04-, 2020
日本文化人類学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390004222618909568
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- NII論文ID
- 130007903906
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- ISSN
- 21897964
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可