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- 片倉 喜範
- 九州大学大学院農学研究院
書誌事項
- タイトル別名
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- Molecular Mechanism for the Carnosine-Induced Improvement of Brain Function: Why Carnosine Can Improve Brain Function ?
- カルノシンの有する記憶機能改善効果とその分子基盤 : なぜカルノシンは脳機能を改善できるのか?
- カルノシン ノ ユウスル キオク キノウ カイゼン コウカ ト ソノ ブンシ キバン : ナゼ カルノシン ワ ノウ キノウ オ カイゼン デキル ノ カ?
- なぜカルノシンは脳機能を改善できるのか?
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説明
<p>抗酸化作用,緩衝作用,抗疲労作用など多くの機能を有することが知られている高機能ジペプチドイミダゾールジペプチドは,最近行われた中高齢者ボランティアに対する二重盲検ランダム化比較試験の結果から,記憶機能改善効果を示すことが明らかとなっている.つまりイミダゾールジペプチドは,腸と脳との相互作用を活性化させうることが報告されてはいるが,その分子基盤についてはいまだ明らかになっていない.本解説では,イミダゾールジペプチドの1種カルノシンによる脳腸相関活性化機能の詳細とその機能性の分子基盤に関し,最近の知見を踏まえ紹介したい.</p>
収録刊行物
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- 化学と生物
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化学と生物 57 (10), 596-600, 2019-10-01
公益社団法人 日本農芸化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390004222629998208
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- NII論文ID
- 130007920325
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- NII書誌ID
- AN00037573
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- ISSN
- 18836852
- 0453073X
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- NDL書誌ID
- 030031631
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可