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- HOJO Mariko
- Department of Gastroenterology, Juntendo University School of Medicine
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- NAGAHARA Akihito
- Department of Gastroenterology, Juntendo University School of Medicine
Bibliographic Information
- Other Title
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- 機能性ディスペプシア治療の最前線
Abstract
<p>生活習慣指導や食事療法が機能性ディスペプシア(FD)の治療として有用かどうかは十分に検討されていないため,まだ不明である.FDに対して酸分泌抑制薬は有用であるが,その効果は酸分泌抑制以外の作用によってもたらされているのかもしれない.消化管運動機能改善薬はアコチアミド以外には十分なエビデンスがない.抗うつ薬・抗不安薬の中では三環系抗うつ薬とタンドスピロンの有用性が示されている.ミルタザピンは治療薬の候補に挙がっている.漢方薬の中では六君子湯の有用性が示されている.抗炎症治療やプロバイオティクスが治療薬として検討され始めた.鍼療法,心理療法に関しては一般的に行うことが困難であり,十分な研究が行われていない.</p>
Journal
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- Nippon Shokakibyo Gakkai Zasshi
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Nippon Shokakibyo Gakkai Zasshi 117 (10), 866-875, 2020-10-10
The Japanese Society of Gastroenterology