Non-homologous end-joining(NHEJ)

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抄録

二本鎖DNA切断時のDNA修復機構の1つ.二本鎖DNAが切断されると「非相同末端結合(NHEJ)」や「相同組換え(HR: homologous recombination)」と呼ばれる分子機構によって修復される.NHEJは,DNA切断部の端と端が直接つなげて修復される機構であるが,このときに余計なDNA配列の挿入などのエラーが生じることがある.鋳型を用いないため細胞周期を通じて活性がある.一方HRは,切断部位と相同な配列を持つ姉妹染色分体を鋳型としてコピーすることによって,DNA切断部位を修復する.これは鋳型が利用可能なDNA複製直後のS期とG2期に主に用いられる.

収録刊行物

  • ファルマシア

    ファルマシア 56 (12), 1118_3-1118_3, 2020

    公益社団法人 日本薬学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390004951537915648
  • NII論文ID
    130007948674
  • DOI
    10.14894/faruawpsj.56.12_1118_3
  • ISSN
    21897026
    00148601
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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