当科における鼻骨骨折の臨床的な検討

書誌事項

タイトル別名
  • Clinical Analysis of Nasal Bone Fracture
  • トウ カ ニ オケル ビコツ コッセツ ノ リンショウテキ ナ ケントウ

この論文をさがす

説明

<p> 日常診療で遭遇する頻度の高い鼻骨骨折の57症例を臨床的に検討した. 受傷時の年齢, 性別, 受傷機転は過去の報告とほぼ同様であったが, 初診時の外鼻変形は斜鼻型: 鞍鼻型が約 5 : 3 と, 過去の報告よりも斜鼻型が少なく鞍鼻型が多かった. 骨折部位は中間面が多く, 上方面と下方面は同程度であり, 上顎骨前頭突起骨折は70.2%, 鼻骨上顎縫合の離開は50.9%に認めた. 鼻中隔骨折の合併は10.5%, 鼻骨骨折とほかの顔面骨骨折の合併は10.5%に認めた. 合併骨折にも注意を払う必要があると考えられた.</p>

収録刊行物

参考文献 (2)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ