残留泡沫の組織化と合体,消失過程

書誌事項

タイトル別名
  • CLUSTERING, COALESCENCE AND COLLAPSE PROCESS OF RESIDUAL FOAMS ON SURFACTANT WATER SURFACES
  • ザンリュウ ホウマツ ノ ソシキカ ト ガッタイ,ショウシツ カテイ

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説明

<p> 本研究はエアレーション下で発生する泡沫群の一連の残留過程における組織性の変化及びライフタイム,それらの界面活性効果依存性について画像計測により明らかにするものである.泡沫は発生時の微細泡沫と合体により大径化した泡沫による双峰のサイズ分布を持つ.内圧の低下により崩壊する微細泡沫と曲率低下に伴う表面張力の減少により崩壊する大径泡沫のライフタイムは異なる特徴を示す.界面活性効果の増加は大径泡沫の崩壊する限界径を低下させ,さらに合体の抑制によって多数の泡沫が隣接するクラスターの形成を活発化させる.ジェット落水に伴う広いサイズレンジの泡沫からなる強固な構造のクラスターは崩壊を著しく抑制し長時間残留させる.合体及びクラスタリングを経た泡沫ライフタイムを統計的に分析し,ライフタイムの確率モデルを開発した.</p>

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