函体内堆砂が起きた状態での沼川新放水路の放水実験

  • 大岡 朗
    静岡県沼津土木事務所沼川新放水路整備課
  • 鈴木 悟
    静岡県沼津土木事務所企画検査課企画班
  • 保竹 真幸
    静岡県沼津土木事務所沼川新放水路整備課
  • 宇多 高明
    (一財)土木研究センターなぎさ総合研究所兼日本大学理工学部海洋建築工学科
  • 五十嵐 竜行
    (一財)土木研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • EXPERIMENT ON EFFECT OF NUMAKAWA NEW FLOODWAY UNDER FULL DEPOSITION OF SAND INSIDE FLOODWAY
  • カンタイ ナイタイサ ガ オキタ ジョウタイ デ ノ ヌマガワ シン ホウスイロ ノ ホウスイ ジッケン

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抄録

<p> 沼川新放水路について維持流量の有無の条件を与えて縮尺1/50の平面模型実験により高波浪による函体内堆砂実験を行い,さらにフラッシュ時の放水機能について調べた.いずれの条件でも高波浪が作用すると吐口では堆砂が起き,吐口は砂で埋まったが,貯水槽の水位をT.P.+16.5m(模型上33cm)まで高めてフラッシュ放流を行ったところ,吐口に開口部が形成され,放水が可能であることが明らかになった.また,維持流量を与え続けると函体内に水が満たされているため,1, 2号吐口ともフラッシュが容易になった.</p>

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