小学生に対する喫煙防止教室の喫煙防止の意識への効果
書誌事項
- タイトル別名
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- Effectiveness of smoking prevention classes for elementary school students on raising awareness of smoking prevention
抄録
【目 的】 本研究の目的は喫煙防止教室が喫煙防止の意識を向上および維持させているかどうかを調べることである。<br>【方 法】 喫煙防止の意識を測定するために加濃式社会的ニコチン依存度調査票小学校高学年版(KTSND youth)を使用した。小学校5・6年生に対して45分間の喫煙防止教室を行った。喫煙防止教室を受けた児童を介入群、受けなかった児童を対照群として、小学生で3か月後の短期効果、中学生で1~2年後の長期効果を調べた。<br>【結 果】 小学生の介入群では3か月後にKTSND-youthのスコアが有意に低下したのに対して(p<0.001)、対照群では有意差が見られなかった(p=0.66)。中学1年生では介入群は対照群と比較して有意にスコアが低かったのに対して(p=0.019)、中学2年生では有意差が見られなかった(p=0.89)。<br>【結 論】 小学生に対する喫煙防止教室によって喫煙防止の意識が3か月後および1年後まで改善する可能性が示唆された。
収録刊行物
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- 日本禁煙学会雑誌
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日本禁煙学会雑誌 15 (3), 56-61, 2020-09-15
特定非営利活動法人 日本禁煙学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390004951544061440
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- NII論文ID
- 130007929344
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- ISSN
- 18826806
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可