工事発注資料の文書ベクトルを用いた道路変化の予測とトークンの比較評価

DOI オープンアクセス
  • 小林 亘
    東京電機大学 研究推進社会連携センター
  • 市川 広志
    一般財団法人日本デジタル道路地図協会

書誌事項

タイトル別名
  • PREDICTION OF CHANGE IN ROAD USING DOCUMENT VECTORS OF CONSTRUCTION WORKS AND COMPARISON OF THEIR TOKEN

抄録

<p>工事データから道路変化の予測ができれば道路地図の更新作業を改善できる.本論文では工事発注資料の件名,工事費内訳書,数量計算表から文書ベクトルを生成して,道路変化有無の予測と使用したトークンの比較評価実験の結果を述べる.実験から,件名の文字 2-gramを決定木で予測したときの正解率 0.83,再現率 0.85が得られ,文書ベクトルが道路変化の予測に有用なことを確認できた.データ種別では,データ量の少ない工事件名,工事費内訳書が,データ量の多い数量計算表に比べて優れていた.件名から抽出したトークンでは,正解率はトークンの文字数に関係し,短い文字 N-gramが,区切り文字により分割したフレーズ,形態素解析器と辞書により抽出した単語,その単語のN-gram,分散表現を基に集約したフレーズに比べて高い正解率を示した.</p>

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390004951546636544
  • NII論文ID
    130007940763
  • DOI
    10.11532/jsceiii.1.j1_190
  • ISSN
    24359262
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ