材料モデルベースリサーチによる多孔質吸音材微視構造設計技術の開発と吸音部品設計への適用

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Microstructural Design Technology of Porous Sound Absorbing Material and its Application to Sound Absorbing Component Design Based on Material Model Based Research

説明

<p>マツダでは,クルマの価値向上につながる革新的な材料を効率的に開発する材料モデルベースリサーチ(MBR)の考え方に基づいた研究開発を進めている。本研究では,車室内の静粛性向上に寄与する多孔質吸音材料に対して,限られた質量と容積の中でねらいの音響特性を実現するために,その微視構造を効率的に設計する技術を開発した。本技術は,材料の微視構造特性から平均的な巨視構造特性を導出する手法である均質化法と,比較的簡便な吸遮音性能予測モデルであるBiotのモデルを組み合わせたもので,微視構造の形状や寸法に対する高精度かつ効率的なパラメトリック計算を可能とするものである。本技術の概要とエンジンカプセル化技術への適用事例について紹介する。</p>

収録刊行物

  • マツダ技報

    マツダ技報 37 (0), 75-80, 2020

    マツダ株式会社

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390005506384920320
  • NII論文ID
    130007959137
  • DOI
    10.34338/mazdagihou.37.0_75
  • ISSN
    21863490
    02880601
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ