-
- 青山 二郎
- 東京医科歯科大学 脳神経機能外科
-
- 稲次 基希
- 東京医科歯科大学 脳神経機能外科
-
- 石川 茉莉子
- 土浦協同病院 脳神経外科
-
- 山本 信二
- 土浦協同病院 脳神経外科
-
- 荒井 雪花
- 国立病院機構災害医療センター 脳神経外科
-
- 早川 隆宣
- 国立病院機構災害医療センター 脳神経外科
-
- 荻島 隆浩
- 武蔵野赤十字病院 脳神経外科
-
- 玉置 正史
- 武蔵野赤十字病院 脳神経外科
-
- 山村 俊弘
- 草加市立病院 脳神経外科
-
- 新井 俊成
- 草加市立病院 脳神経外科
-
- 澤田 佳奈
- 東京ベイ・浦安市川医療センター 脳神経外科
-
- 三枝 邦康
- 東京ベイ・浦安市川医療センター 脳神経外科
-
- 田中 洋次
- 東京医科歯科大学 脳神経機能外科
-
- 成相 直
- 東京医科歯科大学 脳神経機能外科
-
- 前原 健寿
- 東京医科歯科大学 脳神経機能外科
書誌事項
- タイトル別名
-
- Characteristics and treatment of stroke during pregnancy
- ニンプ ノ ノウソッチュウ ニ オケル トクチョウ ト チリョウ ホウホウ ニ ツイテ ノ ケントウ
この論文をさがす
抄録
<p> 妊婦の脳卒中に対する治療方針の決定・治療は困難を伴う.妊婦の脳卒中における背景,治療,転帰の現状を検討した.当院および関連施設で治療を行った妊婦の脳卒中全15症例(脳出血(ICH)7例,くも膜下出血(SAH)6例,脳梗塞(CI)1例,一過性脳虚血発作(TIA)1例)について後向きに検討した.妊娠初期(14週未満)に3例(ICH1例,SAH2例),妊娠中期(14週~28週未満)に8例(ICH4例,SAH2例,CI1例,TIA1例),妊娠後期(28週以降)に4例(ICH2例,SAH2例)が発症した.ICH・SAH発症の13例全例で外科治療が施行されたほか,虚血発症の2例中1例で血管内治療が施行された.脳外科手術を行い妊娠を継続した6例はいずれも妊娠中期以前に発症した症例で,児・母体共に全例救命できた.帝王切開後に脳外科手術をした4例はいずれも妊娠後期に発症した症例で,児は全例救命できたが,母体の死亡が2例あった.ICH・SAH 13例中母体の転帰良好(mRS0‒2)は7例(54%)であった.出血症例は母体の転帰不良に繫がるが,産科と連携して児の分娩方法・時期を検討し,積極的な母体への脳神経外科治療を行うことが重要であることが示唆された.</p>
収録刊行物
-
- NEUROSURGICAL EMERGENCY
-
NEUROSURGICAL EMERGENCY 25 (2), 217-223, 2020
特定非営利活動法人 日本脳神経外科救急学会 Neurosurgical Emergency
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390005506384931328
-
- NII論文ID
- 130007959154
-
- NII書誌ID
- AA11553357
-
- NDL書誌ID
- 031233134
-
- ISSN
- 13426214
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可