BKP術後にセメント塊の脱転により再手術を施行した2例
書誌事項
- タイトル別名
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- Cement dislodgment following balloon kyphoplasty: Two cases report
説明
<p>〈症例1〉82歳女性,以前より腰背部痛があり胸椎椎体癒合不全(Th12)の診断でBKPを行うも前方への脱転が見られ再手術を行い症状改善した.〈症例2〉77歳女性,半年前より腰背部痛があり腰椎椎体癒合不全(L1)と診断でBKPを行うも下方への脱転が見られ再手術を行い症状改善した.低侵襲手術であるBKPは高齢者の手術治療選択として有用であるが,終板欠損などの術前画像評価に留意し,術中の不十分なセメント充填はセメント脱転を引き起こす可能性があることを十分考慮すべきである.</p>
収録刊行物
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- 東日本整形災害外科学会雑誌
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東日本整形災害外科学会雑誌 32 (4), 550-556, 2020
東日本整形災害外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390005506385787392
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- NII論文ID
- 130007960359
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- ISSN
- 2433569X
- 13427784
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可