蓄冷材用カプセル型過冷却解消装置に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • Research on Capsule Type of Device for Suppressing Supercooling of Refrigerant PCM
  • 蓄冷材用カプセル型過冷却解消装置に関する研究 : 伸縮性膜の厚さ,膜に施す細孔の位置と角度が性能に与える影響
  • チクレイザイヨウ カプセルガタ カレイキャク カイショウ ソウチ ニ カンスル ケンキュウ : シンシュクセイマク ノ アツサ,マク ニ ホドコス サイコウ ノ イチ ト カクド ガ セイノウ ニ アタエル エイキョウ
  • -Effect of the Thickness of Membrane, Location and its Orientation of Pore Processed to a Sheet of Membrane on the Performance of the Device -
  • -伸縮性膜の厚さ,膜に施す細孔の位置と角度が性能に与える影響-

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説明

<p><tt>水溶液を主成分とした蓄冷材の問題の一つに過冷却現象が挙げられる.その解決策として,細孔を開けたスチレンエラストマー膜を有し,その内部に水が封入されたカプセル型過冷却解消装置の挿入が提案されている.水の凝固点は蓄冷材より高いので,蓄冷材が融点に達する前にカプセル内の水が凝固する.凝固に伴う体積膨張によって膜が膨張すると,カプセルの面に設けられた膜の細孔が開き,露出したカプセル内の氷が蓄冷材内部と接触し,蓄冷材の温度が融点以下に達したときに凝固が伝播する.ただし,露出面が大きすぎるとカプセル内の水が融解する際,蓄冷材からの水溶液が混入しカプセル内の水の濃度が上昇してしまう.本研究では,膜の厚さ,細孔の位置と向きの違いが過冷却解消性能に及ぼす影響について検討</tt><tt>した. </tt></p>

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