微生物によるウラン還元同位体効果の理論的考察

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タイトル別名
  • Theoretical study for uranium isotope fractionation caused by biotic reduction

抄録

<p>微生物によるウランの6価から4価への還元は、バイオレメディエーションや古生物学的観点から興味がもたれている。微生物による還元では、重い同位体がより多く4価の生成物に濃縮する一方、非生物による還元では同位体濃縮の傾向がさまざまである。本研究では、生物性還元の同位体分別メカニズムを解明するために、各素反応における相対論的ab initio法を用いた平衡論的同位体分別係数の理論計算を行った。また、定常状態近似モデルを導入し、生物性還元や非生物性還元で得られている、レイリーモデルに基づく実験値の解釈について議論する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390005506402908928
  • NII論文ID
    130007977180
  • DOI
    10.14862/geochemproc.67.0_102
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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