パンデミック環境下における遠隔JTASプロバイダー講習会の学習効果の検討自己評価質問票による従来型JTAS講習会との比較

DOI
  • 伊井 みず穂
    富山大学医学薬学教育部 危機管理医学・医療安全学
  • 奥寺 敬
    富山大学学術研究部医学系 危機管理医学・医療安全学
  • 若杉 雅浩
    富山大学学術研究部医学系 危機管理医学・医療安全学

書誌事項

タイトル別名
  • Educational Effect of Japan Triage and Acuity Scale Course under Pandemic of Covid-19 using Paper Participant Survey developed for Off-the-job-trainings

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抄録

Covid-19によるパンデミックにより直前に対面出講が不可能となった日本看護協会看護研修学校認定看護師教育課程クリティカルケア学科において講義の一環としてのJTAS講習会(プロバイダーコース)を、遠隔 on line 講義により行った。受講者は、ソーシャルディスタンスを確保して着座し受講した。このJTASコースの質を検討するために、自己記入式による自己評価質問票と自由記述を集計し、2019年に開催した2回の通常開催によるコースの受講者36名と比較した。自己評価においては、各モジュールで従来コース受講者と大幅な差がなく、教育効果はほぼ同等であると考えた。今後は、さらに様々な方法の組み合わせによる試行を行い、パンデミック中並びにパンデミック後の各種講習会のあり方を検討する必要がある。

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