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- 碓井 健寛
- 創価大学経済学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Does a Rebound Effect Exist in Unit-Based Pricing?: An Assessment of Long-Run Reduction and Reallocation Effect
- ゴミ ユウリョウカ ゴ ニ リバウンド ワ オコル ノ カ
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抄録
<p>家庭ごみ有料化は,導入後に減量効果が失われるというリバウンドが問題だと指摘されているが,実際には明らかでない.本稿は家庭ごみ有料化の減量効果,および資源ごみの代替促進効果の長期での持続性を明らかにするために,計量経済学のパネルデータ分析を用いて検証した.その際にデータ選択の恣意性を可能な限り排除し,推定結果の頑健性を保証するために複数のモデルによって確認した.その結果,ごみ排出量のリバウンドはわずかながら存在するものの,長期の減量効果はほとんど失われないことが明らかになった.また,資源ごみの長期の分別促進効果は,有料化導入後の経過年数が経つにしたがって逆に強まることがわかった.</p>
収録刊行物
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- 環境経済・政策研究
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環境経済・政策研究 4 (1), 12-22, 2011-03-11
環境経済・政策学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390005822568393856
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- NII論文ID
- 130007993767
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- NII書誌ID
- AA12295687
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- ISSN
- 21882495
- 18823742
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- NDL書誌ID
- 11073940
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可