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- 二宮 和彦
- 大阪大学大学院理学研究科,〒560-0043 豊中市待兼山町1-1
書誌事項
- タイトル別名
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- Electron State Effects on The Formation Process of Muonic Atom
抄録
<p>素粒子のひとつであるミュオンは,その負電荷のため電子と同じように原子軌道を作り,ミュオン原子を形成する.ミュオンは電子の207倍の質量があり,その原子軌道は原子核に極めて近い.その一方で,ミュオン原子の形成過程においては,ミュオンを捕獲する原子の電子状態の影響があることが知られている.具体的には,原子へのミュオン捕獲確率や,捕獲されたミュオンの原子軌道の初期の準位は,同じ原子に捕獲された場合であっても分子によって異なる.様々な分子に対するミュオンの捕獲過程の研究から,電子の空間的な分布により捕獲されるミュオンの初期状態が変化することが報告されている.本稿では,これらのミュオン原子形成における化学研究について概観する.</p>
収録刊行物
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- Journal of Computer Chemistry, Japan
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Journal of Computer Chemistry, Japan 19 (3), 87-93, 2020
日本コンピュータ化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390005822570621952
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- NII論文ID
- 130007992512
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- ISSN
- 13473824
- 13471767
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可