ESR法による活断層の絶対年代測定と活動性評価—糸魚川–静岡構造線活断層系を例として—

書誌事項

タイトル別名
  • Absolute dating of active faults and the assessment of fault activity using ESR dating method: The case of the Itoigawa–Shizuoka Tectonic Line Active Fault System
  • ESR法による活断層の絶対年代測定と活動性評価 : 糸魚川-静岡構造線活断層系を例として
  • ESRホウ ニ ヨル カツダンソウ ノ ゼッタイ ネンダイ ソクテイ ト カツドウセイ ヒョウカ : イトイガワ-シズオカ コウゾウセンカツダンソウケイ オ レイ ト シテ

この論文をさがす

説明

<p>南アルプス北東縁~東縁を通る糸魚川–静岡構造線活断層系に属する下円井断層及び鳳凰山断層の活動性評価をESR(電子スピン共鳴)法を用いて実施した。既に活断層に認定されている下円井断層の最新活動年代(Ta)は,Ta≤1.04±0.14 Maとなり,ESR法の原理が成立していることが確認された。一方,地形的な特徴から推定活断層と見なされている鳳凰山断層からは,Ta≤0.58±0.10 Maという結果が得られ,鳳凰山断層は中期更新世以降も活動した活断層である可能性が非常に高まった。</p>

収録刊行物

参考文献 (10)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ