既有知識に反する誤りの学習の持続性
書誌事項
- タイトル別名
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- Persistent effect of learning errors that contradict prior knowledge
抄録
<p>意味記憶に関する近年の研究は,一般知識に反する情報に触れることで,それが誤りだと知っているにも関わらず,その後の一般知識テストにおいて誤情報を回答しやすくなることを報告している(既有知識に反する誤りの学習;Bottoms et al, 2010)。先行研究において我々(関口・赤井, 2019)は,この現象が,誤情報を正誤判断問題(例:ニュートンはピサの斜塔で落体の法則の実験を行った→×)で提示した場合でも生じることを示した。これを受けて本研究では,正誤判断から一般知識テストまでの遅延期間を操作することで,既有知識に反する誤りの学習の持続性を検討した。その結果,遅延期間1週間条件では,5分条件に比べ,一般知識テストにおける誤情報の回答率は低下したものの,依然として誤情報の回答が見られることが確認され,この現象が短期間で消失するものではなく,少なくとも一週間は持続することが明らかとなった。</p><p></p>
収録刊行物
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- 日本認知心理学会発表論文集
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日本認知心理学会発表論文集 2020 (0), 52-52, 2021-03-15
日本認知心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390005888482723584
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- NII論文ID
- 130007998858
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可