レーザーマイクロダイセクション法を用いた凍結切片からの遺伝子発現解析

書誌事項

タイトル別名
  • Spatio-temporal gene expression analysis from cryosection using laser microdissection
  • レーザーマイクロダイセクションホウ オ モチイタ トウケツ セッペン カラ ノ イデンシ ハツゲン カイセキ
  • 共同プロジェクト研究(実用化開発) 尿より蒸散するホルムアルデヒドを検知する分析チップの画像解析についての研究
  • キョウドウ プロジェクト ケンキュウ(ジツヨウカ カイハツ) ニョウ ヨリ ジョウサン スル ホルムアルデヒド オ ケンチ スル ブンセキ チップ ノ ガゾウ カイセキ ニ ツイテ ノ ケンキュウ

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説明

<p>レーザーマイクロダイセクション(Laser Microdissection; LMD)法は,顕微鏡とレーザー照射装置が接続された機器を用いて,切片を観察しながら標的細胞・組織をレーザーで切断して対象領域を回収する方法であり,組織特異的な遺伝子発現解析などに活用されている.LMD法はこれまでに動物組織を中心に多くの研究成果が報告されてきたが,植物においても,LMDを応用した様々な研究成果が報告されるようになっている.近年,LMDによって回収した組織は,遺伝子発現解析の他,DNA,タンパク質,代謝産物など,様々な解析への適用が実現しており,細胞・組織レベルでの時空間的定量解析が可能となっている.本稿では,我々が用いているレーザーマイクロダイセクションを用いた植物凍結切片からの組織回収と遺伝子解析,植物ホルモン分析の概略について紹介する.</p>

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