FAにおけるエッジアプリケーションフレームワークの提案と試作による評価

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タイトル別名
  • A Proposal for Edge Application Framework for Factory Automation and Its Evaluation

抄録

工場の生産ラインの生産性や保守効率を向上させるために,生産ラインを構成する製造機器のデータ分析結果に基づいて製品の品質判定や機器の故障診断を行うエッジアプリケーションが注目されている.しかし,その開発や保守には,データ分析に続きプログラム開発も必要となるため小規模な組織にとって無視できないコストがかかる.本研究は,推論モデルから半自動的にエッジアプリケーションを開発できるフレームワークを提案する.このフレームワークは,エッジアプリケーションにおけるデータ取得,前処理,及び推論の方法の多様性の問題を,統合データ処理層の導入,データマイニング言語と推論エンジンの導入,及び前処理記述言語の考案,の三つのアプローチを採ることによって解決する.本研究では,実際のエッジアプリケーションを試作・評価を行うことで,フレームワークが提供すべき事項を明確化するとともに,当該フレームワーク構想及びその実現のためのアプローチに関する有効性と実現性を確認した.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390006050801457792
  • DOI
    10.14923/transinfj.2020pdp0017
  • ISSN
    18810225
    18804535
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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