上流サグの縦断線形を考慮した渋滞発生確率の推定

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タイトル別名
  • Modeling Probabilistic Capacity Expressed with Longitudinal Alignment of Upstream Sag

抄録

<p>渋滞発生地点のサグの縦断線形だけではなく、その 1 つ上流にあるサグの縦断線形も渋滞発生地点を説明する要因であることを指摘する。東北自動車道一部区間の 2016 年 1 年間の車両感知器データを用いて、渋滞発生時刻および発生位置を抽出し、渋滞発生の有無と、渋滞発生直前の交通量、発生地点のサグの縦断勾配変化率、1 つ上流サグの縦断勾配変化率等とを対応づける。これらを用いてロジスティック回帰分析を行うと 1 つ上流の縦断勾配変化率も有意な変数と判定される。一方、1 つ下流サグの縦断勾配変化率は有意ではない。続いて、当該サグの縦断勾配変化率と 1 つ上流サグの縦断勾配変化率を説明変数とするパラメトリック生存モデルによって渋滞発生確率曲線を求める。</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 7 (4), A_33-A_39, 2021-04-01

    一般社団法人 交通工学研究会

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390006065651857152
  • NII論文ID
    130008020260
  • DOI
    10.14954/jste.7.4_a_33
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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