食品成分による骨格筋の特性変化に関する研究
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- 小宮 佑介
- 北里大学獣医学部動物資源科学科
書誌事項
- タイトル別名
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- Study on regulation of skeletal muscle characteristics by food components
- ショクヒン セイブン ニ ヨル コッカクキン ノ トクセイ ヘンカ ニ カンスル ケンキュウ
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説明
<p>骨格筋を構成する筋線維は異なる性質を示す遅筋タイプと速筋タイプに大別される.遅筋タイプはミトコンドリアに富み,酸化能力に長け,抗疲労性を示す.食肉においては遅筋タイプの割合が高まると,テクスチャー改善,機能性成分の増加,呈味性向上などにつながる.これまで後天的な遅筋タイプの増加は運動トレーニングによってのみ生じると考えられていた.我々はオレイン酸を骨格筋細胞に作用させると遅筋タイプマーカー,酸化系代謝関連因子の発現量およびミトコンドリア量が有意に増加することを明らかにした.さらにオレイン酸を含む飼料をマウスに4週間給餌すると,遅筋タイプマーカーの発現量が増加し,走行持久力が向上した.この他にも魚油,ヤマブシタケおよびリンゴポリフェノールによって,骨格筋特性が変化することを明らかにした.これらの成果は,栄養学的制御によって骨格筋特性を改変できることを示している.</p>
収録刊行物
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- 日本畜産学会報
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日本畜産学会報 92 (1), 25-33, 2021-02-25
公益社団法人 日本畜産学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390006120728148608
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- NII論文ID
- 130008021333
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- NII書誌ID
- AN00195188
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- ISSN
- 18808255
- 00215309
- 1346907X
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- NDL書誌ID
- 031315951
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可