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- 竹端 佑介
- 大阪国際大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Relationship between Anger, Over-Adaptation, and Impulsive Aggression with Regard to University Students
- ダイガクセイ ニ オケル カジョウ テキオウ ト イカリ カンジョウ,オヨビ キレ ショウドウ ト ノ カンケイ ニ ツイテ
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抄録
<p>本研究では,(1)過剰適応を構成する因子が,怒り感情の表出を抑え,コントロールしている,(2)表出されない怒り感情が内側に溜められることで,キレ衝動を高めるという2つの仮説検証を行った。そのために,大学生を対象とした質問紙調査を実施した。</p><p>分析は,共分散構造分析を行った(N=358)。その結果,過剰適応を構成する因子の中でも“自己犠牲”や“感情抑制”は,“怒り感情抑制”からキレ衝動への直接的な正の影響を示した。また,他者との関わりを重視する“人からよく思われようとする”因子と,“劣等意識”は“内的怒り感情”からキレ衝動へ有意な正の影響を示した。</p><p>このことから,過剰適応者は一見して怒り感情が抑制されていながらも,その内面では,他者には見せない怒りの感情を溜めている可能性があり,それによりキレ衝動を強めることになることが示唆された。</p>
収録刊行物
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- 学校メンタルヘルス
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学校メンタルヘルス 18 (2), 123-131, 2015
日本学校メンタルヘルス学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390006144262164480
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- NII論文ID
- 130008023171
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- NII書誌ID
- AA1140918X
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- ISSN
- 24331937
- 13445944
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- NDL書誌ID
- 027201705
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可