運動発達遅滞の予防に対して発達段階に着目した介入を行った超低出生体重児の一例

  • 西村 卓朗
    南砺市訪問看護ステーション 金沢大学大学院 医薬保健学総合研究科 保健学専攻 リハビリテーション科学領域理学療法科学講座
  • 宮地 諒
    京都橘大学 健康科学部 理学療法学科
  • 小谷 晃一
    南砺市民病院デイケアセンター
  • 田中 正康
    南砺市訪問看護ステーション

書誌事項

タイトル別名
  • Case Report of a Very Low Birth Weight Infant with Developmental Stages Focused Intervention for the Prevention of Motor Developmental Delay
  • ウンドウ ハッタツ チタイ ノ ヨボウ ニ タイシテ ハッタツ ダンカイ ニ チャクモク シタ カイニュウ オ オコナッタ チョウテイシュッショウ タイジュウジ ノ イチレイ

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抄録

<p>〔目的〕超低出生体重児において,発達段階に着目した介入が運動発達遅滞の予防に有効であったのかを検証することである.〔対象と方法〕症例は,体重755 gで出生した女児であった.発達段階に着目した介入として,修正月齢を考慮し,次の発達段階で獲得すべき動作を経験させる介入を行った.介入頻度は週2回で,介入時間は1回あたり40分間とした.〔結果〕本症例において,座位までの運動発達の過程は正期産児と同程度の推移であった.〔結語〕超低出生体重児に対して発達段階に着目した介入を行った結果,運動発達遅滞の予防に有効であった可能性が示唆された.</p>

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参考文献 (9)*注記

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